会議名:平成17年安威川ダム対策特別委員会( 8月31日)
○中内委員長 ただいまから、安威川ダム対策特別委員会を開会いたします。

 現在の出席委員は8人でありまして、会議は成立いたしております。

 委員会開会に当たり、市長からあいさつを受けます。

○野村市長 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申しあげます。

 委員の皆様には、何かとお忙しいところ、本委員会を開催いただきまして、まことにありがとうございます。

 また、平素、市政の各般にわたりまして、温かいご指導とお力添えをいただき、とりわけ安威川ダム建設事業に係る諸課題につきまして、種々ご指導をいただいておりますこと、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申しあげます。

 さて、安威川ダム事業に係る関係地域の状況につきましては、事業用地の買収が約92%の進捗率であり、集団移転の方々のための代替地につきましては、車作、大門寺、桑原の3地区が、既に新しい土地での生活を開始されております。生保地区につきましても、本年1月末に代替地の造成が完了いたしまして、現在、建築に着手されているというところでございます。

 また、府道茨木亀岡線の付替工事につきましては、トンネル工事、橋梁工事が実施されるなど、事業の進捗が図られているところでございます。

 市といたしましても、関係地域の環境整備を図るため、大阪府と協議、調整を図りながら、水源地域整備事業に取り組んでいるところでございますが、このような中、今月19日に大阪府知事から、府営水道の水需用予測につきまして、府のトータルの水源計画の見直しが公表されまして、安威川ダム計画の一部が変更されることになりました。

 このようなことから、本日は、平成16年度の関係地域との協議経過及び平成17年度の事業計画についてのご説明をさせていただいた後、事業者であります大阪府から、水源計画の見直しの経緯等につきまして、ご説明をお聞きいたしたく考えておりますので、よろしくお願いを申しあげまして、開会のごあいさつといたします。

 よろしくお願いします。

○中内委員長 休憩いたします。

    (午後1時03分 休憩)

    (午後1時04分 再開)

○中内委員長 再開いたします。

 これより協議に入らせていただきます。

 それでは、「安威川ダム建設に係る経過」及び「平成17年度事業計画について」、順次、説明を求めます。

○廣重建設部理事 それでは、安威川ダム建設に係る経過及び平成17年度の事業計画につきまして、ご配付しております資料に基づき、ご説明をさせていただきます。

 資料の1ページから2ページに、関係地区との協議経過及び当面の課題につきまして、各地区ごとに記載しております。

 資料左側には、調査の実施に関する覚書、基本協定書、損失補償基準の締結など、主要な経過について記載をしております。

 次に、平成16年度協議内容の欄には、各地区で行われました会議の開催状況を、その下段には主な協議内容を、また、その右側の欄には、今後、市及び大阪府が取り組むべき事項や協議を進めていく事項について、当面の課題として、まとめております。

 それでは、資料の1ページから、順次、説明をさせていただきます。

 平成15年度までの主要経過及び平成16年度の会議の開催状況につきましては、記載のとおりでございますので、説明を省略させていただきまして、各地区との協議内容及び当面の課題について、説明をさせていただきます。

 初めに、車作地区の主要な協議内容であります。

 代替農地につきましては、希望面積の意向調査に基づき、地区内に約4ヘクタールを計画しており、その整備工事の進め方や分譲方法などについて、協議いたしております。

 1か所(マルコ山)は、平成13年度に造成工事が完了し、既に引き渡しが開始されております。残り3か所(段、山添、谷口地区)は、平成17年度中に造成工事を完了させ、農地の引き渡しを行う予定であります。

 付替道路につきましては、車作地区に関連する4号橋梁、5号橋梁などの工事の進め方等について、協議いたしております。

 さらに、当地区では、水源地域整備計画に基づきまして、車作本線の道路改良事業や土地改良事業を実施いたしております。

 なお、代替宅地につきましては、平成14年度に概成し、既に代替地での新しい生活が開始されています。

 今後につきましては、代替農地を整備し、引き渡しを行うこと、また、地域整備やダム周辺整備に関する協議を進めることが当面の課題と考えております。

 次に、大岩地区でございますが、付替府道工事、盛土計画、圃場整備後の営農計画などについて、協議をいたしております。

 今後につきましては、盛土による圃場整備事業や地域整備計画、さらに、将来のダム湖周辺整備に関する協議を進めることが当面の課題と考えております。

 次に、生保地区でございます。

 平成16年度は、代替地での造成工事の進め方や宅地の土地利用計画などについて協議を進めながら、平成17年2月より代替宅地の引き渡しが行われ、続いて、平成17年度より建築に着手されております。

 今後につきましては、せせらぎ水路や付替府道の整備を課題と考えております。

 2ページをお開き願います。

 次に、大門寺地区でございますが、大門寺地区に関連する付替府道建設や代替地周辺整備について、協議しております。

 17年度につきましては、防球・防風盛土整備を予定しております。なお、代替宅地につきましては平成14年度に概成し、既に代替地での新しい生活を開始されておられます。

 今後につきましては、ダム湖周辺整備等が当面の課題と考えております。

 次に、桑原地区でございますが、付替府道工事、現府道茨木亀岡線の歩道設置計画について、協議いたしており、また、集落内の道路整備、下水道、集会所整備についても協議、調整し、年次的に整備に取り組んでおります。

 今後につきましては、圃場整備の事業推進を図ること、地域整備計画について協議していくことが当面の課題と考えております。

 なお、代替宅地につきましては、大門寺地区とあわせた形で造成し、平成14年度に概成しており、既に代替地での新しい生活を開始されておられます。

 次に、安威地区についてでございますが、地域整備計画について、協議をいたしております。

 今後につきましては、連絡協議会とは地域整備計画についての協議を進めること、安威生産森林組合とは、阿武山の整備計画に関する協議を進めることが当面の課題と考えております。

 次に、3ページをお開きください。

 安威川ダム建設に関する事業につきまして、ご説明申しあげます。

 平成15年度までの法手続は、安威川ダムの全体計画の認可が平成9年12月におりております。水源地域対策特別措置法に基づく手続につきましては、平成12年4月に水源地域の指定、同年9月に水源地域整備計画の決定がされ、順次、事業に取り組んでいるところであります。

 環境影響評価でございますが、平成8年6月に手続が完了しております。

 次に、技術調査、設計工事の関係につきましては、これまで、ダムサイト調査、ダム概略設計や堤体材料の調査等が行われております。

 付替府道茨木亀岡線につきましては、平成20年度末に、暫定2車線供用を目標に事業推進に取り組まれているところでございます。

 また、環境対策についてでございますが、平成14年5月に、各専門分野の有識者で構成されます安威川ダム自然環境保全対策検討委員会が設立されまして、その検討委員会から提言をいただきながら審議を重ね、策定された安威川ダム自然環境保全マスタープランの趣旨を踏まえ、引き続き、検討委員会からの提言を得ながら、個別の具体的な保全対策について、検討を進めているところでございます。

 補償及び生活再建対策でありますが、補償関係につきましては、平成11年3月に損失補償基準協定が締結されまして、それに基づきまして、事業地の用地買収が現在、鋭意進められており、平成17年8月18日現在で、全体買収予定面積約138ヘクタールのうち、約92%、127ヘクタールの進捗率であります。

 代替造成工事につきましては、車作、大門寺、桑原、生保の全代替宅地が引き渡しされ、生保地区を除いて、既に新しい地での生活を開始されているところであります。

 生保地区につきましては、平成17年2月に代替宅地の引き渡しが行われ、平成17年度より建築に取り組まれておられます。

 次に、ダム湖の周辺整備につきまして、水源地域再建実行計画を踏まえまして、大阪府と協議をしながら検討を進めてまいりたいと考えております。

 次に、その他の関係でございますが、今月19日に知事より、府営水道の水需用予測に基づき、府トータルの水源計画についての見直しが公表されました。

 資料の4ページをお開きください。

 1日当たりの水源確保量は、現計画253万トンから231万トンに見直しされて、22万トンの減となっております。その水源の内訳は表にまとめておりますが、安威川ダムでは利水機能の縮小がされ、現計画、7万トンから1万トンに見直しされています。

 このことから、ダムと浄水場等水道設備を合わせた総事業費は、約1,529億円から1,409億円となり、120億円の減となります。ダム事業費は、現行計画の約1,400億円から1,370億円となり、30億円の減となります。

 また、規模におきましては、ダム高が82.5メートルから76.5メートルとなり、6メートル低くなります。また、水面の面積は53ヘクタールから34ヘクタールとなり、19ヘクタール縮小となるということであります。

 次に、大阪府の河川整備委員会につきましては、昨年6月7日に第1回目の大阪府河川整備委員会が開催されており、以降、本年7月29日までに計9回の委員会が開催されており、安威川を含む神崎川水系の河川整備計画のついての審議が行われています。

 なお、平成17年度の大阪府の安威川ダム関連の予算につきましては約74億円でございますが、そのほかの用地国債費及び公社資金として約70億円が計上されていると聞いております。

 以上で、安威川ダム建設に係る経過及び平成17年度の事業計画につきましての説明とさせていただきます。

○中内委員長 説明は終わりました。