会議名:平成18年第5回定例会(第2日12月 8日)
○21番(中内議員) 生活排水処理については、市街化区域から山麓の市街化調整区域へと進みまして、安威、福井、また、豊川、各地区においても、積極的に公共下水道の整備を進めていただいておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。この整備も将来は、佐保、免山まで進んでいくとお聞きをいたしております。
 こうした状況の中で、今般、安威川ダム建設に関連いたしまして、ダム湖周辺では特定環境保全公共下水道事業───いわゆる特環でございますが───として、石河全地域、車作、忍頂寺、それから、千堤寺の各地域におきまして条例化され、公共下水道の整備がこれから進むことになっておるということで、一定の成果が出てまいりまして、地域の住民の皆さんは、本当に喜んでおられると思っております。
 他方、費用対効果、また、地形などから、残されたところというか、公共下水道整備からあぶれた、漏れたというような山間部におきましては、市町村設置型合併処理浄化槽事業で整備を進めることが既に決定されているところであります。
 そこでお伺いいたしますが、合併処理浄化槽事業における市町村設置型と個人設置型の違いを説明していただきたい。
 あわせて、市町村設置型に決定した経過について、ご説明をお願いします。
 以上です。

○大島議長 齊藤建設部長。
    (齊藤建設部長 登壇)
○齊藤建設部長 合併処理浄化槽事業における市町村設置型と個人設置型の違いについてでございますが、合併処理浄化槽事業は、環境省所管の国庫補助事業である市町村設置型事業と個人設置型事業がございます。市町村設置型の負担割合は、国が3分の1、残りを市と使用者が負担することとなっております。一方、個人設置型は、使用者負担が6割、残り4割を市・府・国で負担いたします。ともに国庫補助が助成されますが、維持管理については、市町村設置型は、市が使用料を徴収して維持管理を行い、個人設置型は、個人において維持管理をしていただくものであります。
 市町村設置型に決定した経過でございますが、補助採択基準や公共水域への放流水質の確保の観点より市町村設置型としたものであります。

○大島議長 21番、中内議員。
○21番(中内議員) 随分、簡潔にといいますか、一定のお答えをいただいたわけなんでございますが、個人設置型におきましては、個人負担に限って言えば、負担割合が6割、60%と重いと。しかも、個人で維持管理をしなければならない。また、近年、補助金の情勢が非常に悪いもので、新規採択が難しいんではないかというようなことから市町村設置型を選択されたんではないかと推測をするわけなんですが、いずれにいたしましても、山間地域も早く整備してほしいと常々お聞きをしております。
 そこで、市町村設置型と決定されたことについて、改めてお聞きをいたしますが、標準的な整備と維持管理の範囲について、お答えをいただきたいと思います。
 さらには、既存浄化槽の取り扱いについての考え方について、お願いしたい。
 そして、市町村設置型の整備時期でございますが、お伺いしたいと思います。
 以上です。

○大島議長 齊藤建設部長。
    (齊藤建設部長 登壇)
○齊藤建設部長 標準的な整備範囲と維持管理についてでございますが、整備範囲といたしましては、合併処理浄化槽の設置、公共水域への放流管の埋設であります。維持管理としては、年2回の法定点検、汚泥の抜き取り処分、浄化槽周辺機器の補修、点検を考えております。
 次に、既存浄化槽への対応でございますが、条例制定後、建築基準法に適合しているものにつきましては、放流水質を担保するため、既存浄化槽を市へ寄附していただき、市が維持管理し、使用料を徴収します。また、条例制定時に、既存浄化槽に対する分担金の減免や免除は可能かどうかも含め、現在、検討しているところであります。
 次に、浄化槽の実施時期についてでございますが、本市の生活排水処理は、流域関連公共下水道を基本に整備を図ってまいりました。山間部につきましては、費用対効果を勘案し、特定環境保全公共下水道区域と合併処理浄化槽区域の区域分けを行ったことから、山間部における生活排水処理整備につきましては、公共下水道区域との時期的な整合が必要であると考えており、整備完了時期は平成20年代後半を予定いたしております。
 以上でございます。

○大島議長 21番、中内議員。
○21番(中内議員) 3問目でありますが、先ほどの答弁の整備の時期についてでありますが、特に、公共下水道との時期的な整合性、こういった意味するところと、それから、整備の完了が平成20年代後半までかかる、完了がですね。それまで待たなければならない理由が、どうも理解しにくいと、私は自分でそう思っています。理解できない理由を三、四点申しあげて、要望としておきますけれども、ご答弁があれば、お願いしたいと思います。
 まず、工法に伴う整備費用が公共と浄化槽、高い、安い、公共のほうは高いんですが、随分違うのは私は当たり前と思っております。さらに、分担金の高い、安い。これも、公共のほうがやっぱり相当高いんです。敷地面積の平米1,000円ということであります。浄化槽のほうは床面積で算定されているようで、各市町村、やっておられるところは大体10万円から15万円程度の分担金の徴収、負担であるようでございます。
 そういったところで、この件は公共下水の関係者に、当然理解をしてもらわへんかったらいかんし、納得もしてもらわなければならない。そのような行動をとってもらわんことには、この話は全然進んでいかない。それこそ20年代、本当に後半になってしまう。私はそのように思います。これが、どうも理解できない1点目であります。
 それから、2つ目ですが、ダムの水張り。これは、ダムの完成にも、いろいろよるんですが、20年代半ばということで、ダム関連の特環として、また、公共のほうも佐保まで完成されるということから、浄化槽をそこまでやっていって、完成が20年代後半になると。
 私は、市町村設置型も公共のほうも、少なくとも、悪くとも、同時に完了というんか、完成されるんであれば、理解も、私のほうも納得もするんですが、どうも、その辺がよく理解できません。
 工法がそもそも違うんでありますから、おくらせなければならない理由が市町村設置型には全然見当たらないと、私はこのように考えております。合併と決めはったときから、いつでも使用できる状態でなかったかと私は理解しております。そういったことで、2点目の納得ができない理由でございます。
 それから、3点目でございますけれども、見山を中心に360戸の対象のおうちがあるということであります。100軒ずつ整備していただいても、少なくとも6年はかかってくるというようなことで、おっしゃるには、三、四年で集中的に行けるんですという話でございますが、三、四年でやるということになりゃあ、毎年200戸の整備を具体的にしていかへんかったらいかんというようなことで、整備できるとは、私、予測がされへんのと違うかと、このように思います。もっともっとかかるんではないかと、三、四年以上に。ですから、今からでもおそくないん違うかなと思うわけでございます。
 それから、4点目として、御存じのように、府営水道の設備がどんどん進んでおりまして、市としても上水道を順次、整備されてきておりまして、近いうちには、浄化槽の設備を待ちますわというようなことが予測されてくると思います。山の上水道の整備にあわせて、かえって上水道のほうがおくれるん違うかというような懸念も考えられます。これは非常に大事な点であろうかとも思います。
 こういったような以上の観点から、合併浄化槽整備は、もう既に市として研究、検討、もういろいろ、あらゆる角度からされてきた経過もあって、いつでもスタートできる、このような状況に私はあると。機は既に熟していると思っております。
 浄化槽でやいやい言うのも何ですけれども、本当に基本は、もう山のてっぺんといいますか、高いところから整備していく、浄化槽の整備の、これが本来の姿であろうかと思います。本市で言えば、銭原あたりから、すっときれいな水が流れてきたらというような気持ちで私はおります。そういったことで、今後も適切な時期に引き続き質疑をさせていただきます。形として、進捗してまいりますように、本当に強く要望させていただいておきます。どうかよろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。