会議名:平成24年第4回定例会(第5日 6月15日)

○坂口副議長 次に、21番、中内議員の発言を許します。
    (21番 中内議員 質問席へ)
○21番(中内議員) 私は、脳・心臓疾患の2次救急対応について、質疑をさせていただきたいと思います。
 脳・心臓疾患2次救急の対応について、即命にかかわるということからして、平成22年9月定例会においても、市内の病院での2次救急の充実、整備について、質疑をさせていただいております。当時、三島2次救急医療圏において負担金を拠出して広域対応しているとの野村市長からの答弁でございました。
 それから2年近くたって、くしくもこの平成24年2月2日付けで三島二次医療圏における救急医療体制の確保についての最終報告書が届きました。目を通してみますと、本市では年々、市内病院での受け入れの割合が悪くなっておりました。本市での2次救急全体で申しますと、すべての科目の搬送の報告では市外へは約半分、21年、市外へは55.4%、22年、市外へは58.8%、約6割の患者を搬送しているという結果でございました。365日、昼夜を問わずの割合ではあるんでありますが、市外搬送増加へと悪化しているという数字であります。少なくとも逆の割合、つまり市外搬送の割合が増加するのではなくて、少なくなっていかなければ、救急医療行政が安全・安心なまちというようなというか、保たれていないんではないかと考えております。
 市長は、28万市民になろうとしている本市におきまして、施政方針では2次救急の充実に向けての取り組みについては書いていただいておりませんでした。したがって、余計に気になるんでありますが、脳、心臓に限って答弁をいただくと、さらに市外搬送への割合がふえて悪くなっているんではないかと心配をしておるところでございます。
 そこで23年中、平日・休日別で昼・夜間、脳、心臓、それぞれ市外搬送者の占める割合をお答えいただけたらと思います。
 それから、市外搬送での問題点というか、リスクというのはどんなものがあるんか、お答えいただきたいと、このように思います。
 それと、3つ目に、市内病院での受け入れ充実及び支援策についても書いておりますが、支援策についての考え方ですけど、三島医療圏における負担金の二次、三次、どのような支出の金額になっているか、まず1問目でお願いできたらなと、このように思います。
 以上です。
○坂口副議長 山本消防長。
    (山本消防長 登壇)
○山本消防長 平成23年中の本市の平日、昼・夜間別市外搬送の割合につきましては、昼間、9時から18時までの脳神経外科への搬送が41.2%、心臓疾患に対する循環器系の搬送が72.3%で、夜間、18時から翌9時までの脳神経外科への搬送が83.7%、そして循環器系の搬送が82.9%でございます。
 次に、休日、昼・夜間別搬送の割合につきましては、昼間の脳神経外科への搬送が84.9%、循環器系の搬送が88.1%、夜間の脳神経外科への搬送が92.7%、循環器系への搬送が88.7%でございます。
 次に、市外搬送での問題点ということでございますが、市内搬送に比べまして搬送先が、これも茨木の隣接とかによるんですけど、病院到着時間が遅延するというのがあります。そして、搬送先病院から署に戻るまでに時間を要することから、市内の待機救急車台数が減少する場合が、これが問題点であると考えております。
○坂口副議長 鷹取健康福祉部長。
    (鷹取健康福祉部長 登壇)
○鷹取健康福祉部長 三島医療圏における負担金の状況について、お答えします。
 三島医療圏における救急医療負担金につきましては、まず、2次救急医療分として休日・夜間二次診療体制確保業務運営負担金、三島圏域内救急病院19病院と小児救急5病院になります、これに対して、23年度決算で1,158万1,962円となっております。
 次に、3次救急医療分としましては大阪府三島救命救急センター利用に伴う負担金、これが1,160万円ちょうどとなっております。このほか、特に課題の大きい小児救急医療のため、済生会茨木病院へ1,715万円ちょうどの報償金を加えまして、合計で4,033万1,962円となっております。
 以上です。
○坂口副議長 21番、中内議員。
○21番(中内議員) 一定の答弁をいただきました。
 私、平成22年中の数か月の割合というんか、市外への搬送の傾向、このときも脳と心臓と分けて、昼夜を問わず、ご質問させていただきました。そのときは脳が62%市外へ送ってますと、心臓がというんか、循環器が72%送ってますということでございました。それからしてみますと、この23年中のことになりますと、平日、脳神経外科、対応してくれる病院が何ぼかあるんでしょうね。41.2%、昼間ね。あとはもう循環器、平日でも72.3%、これはまだよいほうで、あとはもう8割以上、9割前後まで、もう市外に運ばれている現状。もうほとんど市外のほうに搬送、夜間、休日、昼間も含めて、もう8割、9割近く、9割を超えてるような状況にあります。これは何を意味してるかというたら、多分受け入れの病院がというんか、ない、医師がおらないというような状況から、こういう傾向が出てるんではないかなと、私はそう思います。そんな中で、ずるずる市外搬送の割合がもうふえていく一途になってくるではないかと。ほとんど市内で面倒を見てもらえないというような状況は非常に危険ではないかなと、心配がふえてくるんではないかなと思います。
 そこで、一刻を争う救急のことですんで、市外搬送の問題点、先ほど2点ほど申しあげられましたけれども、それを踏まえて、現状についてどう認識されてるんかな、お答えをいただきたいと思います。
 それから、市内病院での受け入れの充実のためということで、支援策についての考え方を幾つかちょっと質問してみたいと思うんですが、本市の2次救急、脳、心臓の受け入れ病院について、どう改善、整備していこうとされてるんかな、お答えをいただきたいなと、これが1つと、市民の命を守るということでありまして、安心して生活してもらえると。医師を当然、確保していかへんかったらいけないんですけれども、救急医療体制の構築に思い切った税金の投入、こういう考え方もあろうかなと。医師が来てくれるかどうかの問題もありますけれども、その辺の税金の投入、これに関しては3つ目に補助、助成に関する条例なんかつくらんことには、なかなか支出もでけへんと、こういう状況にあろうかと思いますんで、その辺も含めて、今後、必要と考えておりますんで、お答えをいただきたい、そのように思います。
 思い切った税の投入と言いますけれども、先ほど二次、三次、合計4,000万円何がしかのお答えでございました。税金投入されてます。しかし、今の現状からしてみて、いかがなもんかなと思ってます。もっとたくさん使われてるんかなと一瞬思ってみたり、命のことですから、その辺も含めて、ご答弁をお願いしたいと思います。
 2問目、以上。
○坂口副議長 鷹取健康福祉部長。
    (鷹取健康福祉部長 登壇)
○鷹取健康福祉部長 救急医療の現状認識のご答弁です。
 先ほど申しあげましたとおり、三島圏域2次救急医療機関は現在19か所、茨木市内では7病院となっております。一定、医療圏域内では対応はできているものの、大きな大学があります高槻市への集中、また、ご指摘のとおり脳・心臓疾患などに対応できる2次救急病院が市内で手薄であることの認識は持っております。しかしながら、三島二次医療圏としての対応はできており、このことからも、今後一層の医療圏域での連携が重要、必要であると考えております。
 次に、支援ということでご質問いただきました。医療機関への支援でありますが、この2月に3市1町で取りまとめております三島二次医療圏救急医療検討会での最終報告書でも金銭的補助のみだけではなくて、救急医療に従事する医師を含めて看護師等人員体制の確保が大きな課題としております。今後、この最終報告をもとに三島圏域3市1町連携を強化し、医師の供給体制を整え、将来にわたって持続可能で安定的な一次、二次、三次を含めた救急医療体制の構築に向けた取り組みを推進しております。
 また、その中で、2次救急医療機関に対する支援も1つの検討となりますので、今現在、市単独での補助、助成、条例の制定など現時点では考えておりません。
 以上です。
○坂口副議長 21番、中内議員。
○21番(中内議員) 一定のご答弁をいただきました。
 お金だけじゃなくて、医師の確保、看護師の確保、あるいはそういう体制づくりには、やっぱりお金が必要な、なかなか命は私はお金で買えない、そのように。買えるというような、ごめんなさい、ある程度、お金を使って買うと、こういう表現があまり適切でないんで、ちょっとすかたんというんか、とんちんかんなことになりましたけど、やっぱりそういうお金も必要な部分もあろうかと思います。
 そこで、市長に2次救急改善・充実、市長の思い、また見解をお聞かせ願いたいと思いますんでありますけれども、市長は、施政方針じゃなくてマニフェストで24時間365日安心して医療を受けられる体制を再構築し、手薄となっている産科、小児科、救急医療、まさに今の救急医療の充実強化に努めますというような、強化しますというようなことで、私は28万都市になろうとしている今こそ、市独自での脳・心臓疾患にかかわる2次救急医療体制の充実、そして市外搬送ばかりというんか、患者の負担を増幅させるというんか、市外搬送したら何とか心臓、脳を扱ってくれるわと、どんどんそういう方向に進んでいっても困るし、危惧してます。
 そこで、2次救急体制の充実ということで三島医療圏の話が出ました。広域医療の充実、そして本市での独自の2次救急と両輪でやってもらえたら、このように私は基本的には思ってます。市民病院を保有されてて、本当に大変な赤字になったということは重々承知してますんで、広域圏で対応が非常に重要なこともわかります、お金の面で。それで救急医療センターが、先ほども一次、二次、三次、総合的な初期から三次までの救命救急センター構想というのがあります。それが高槻市の、茨木市でできたら一番いいんですけれども、本当に茨木寄り、あるいは高槻寄り、近くでそういうセンターができれば、事情がもう随分変わってくると思います。今、こんなやいやいお願いしたり、どうですかというようなこと申しあげてますけれども、そういうことと、災害時のときに自前というんか、やっぱり病院が核となるというんか、そういう病院が近くにないと、もう他市に任せっきりというようなことになってくるとどうかなと思いますんで、市の強い姿勢というんか、心構え、市長、何かございましたら、将来みんな期待してますんで、救急医療、特に全体のことでも結構ですし、このちょっと取り組み、マニフェストも含めて取り組み、ちょっとご見解を聞かせていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○坂口副議長 木本市長。
    (木本市長 登壇)
○木本市長 中内議員のご指摘のとおり、茨木市で自己完結するのは、もうまさしく理想でございますが、医師の確保、莫大な設備投資、それを考えますと、やっぱり広域医療圏、三島医療圏でやるべきやと、3市1町でやるのが、今の方向性としてはいいんではないかと。1次救急、2次救急については、もうもちろん茨木で今後、一生懸命頑張ってまいりたいと思いますし、こんなことを言うとなんですが、やっぱり金で命は、先ほど間違えておられましたけど、命は買えるかといったら買えると思うんですよ、本当に。そういう意味では、例えば今、消防長が申しあげましたが、高槻とかちょっと遠方へ行くと待機する救急車が少ないということやから、もうちょっとそしたら救急車をふやしたらいいのか、そういうこと、費用対効果とかそういうのもすべて検証して、それと3次救急にいたしましては、やっぱり3市1町で十分な医療体制をつくって、その中で命を守るという方法が、ベストじゃない、ベターではないかと。今の時点では、費用対効果もいいんではないかというふうに考えております。医師の確保を聞きますと、豊能町の小児救急でも大変苦労しておられるという話を聞きますと、何か一晩で1人のお医者さんに20万円出しても来手がないとかいう、そんな話も聞いたりして、やはり万全の医療体制をとるというのが第一義でございまして、3市1町で今後、進めていくことが大事ではないかというふうに思いますので、もっとそういうために、惜しげもなくとは言いませんが、もっとそういう資金も出捐させていただきたいと。今の医療に対するお金の使い方、私はどうも客観的に見て、他市に比べて少ないような気がいたします。今後、ぜひ財布のひものかたい楚和副市長と、担当の皆さんと相談をしながら、ぜひもうちょっと考えさせていただきたいというふうに思います。
○坂口副議長 以上で21番、中内議員の発言は終わりました。