会議名:平成24年建設常任委員会( 9月12日)

○中内委員 私は、大きく2点にわたって、質疑させていただきたいなと考えています。
 1つは、自転車・歩行者専用道路の整備というようなことと、それから、JR総持寺新駅、仮称ですけれど、これの現在の進捗状況というのか、交渉状況ということでお尋ねしてまいります。
 それでは、1点目、これまで議会やら委員会、いろんな場面で再三取り上げられてまいりました自転車関連、自転車・歩行者専用道路の整備ということについてでありますが、ソフト対策については、交通安全教室や地元自治会との連携によります啓発活動、これはマナーアップ運動とか、ルールやマナーの啓発活動、これをやっていただいていますが、今回はハード対策について、お伺いをしたいと、こういうことであります。自動車に自転車の運転手が気を取られずに安心して車道を走れる環境づくり、これは非常に重要ではないかなと考えております。
 自転車はご案内のとおり、幼児から高齢者まで、幅広い層が多様にいろいろな用途に利用されるというのか、国民的な身近な交通手段でありまして、特に最近では東日本大震災、この折に交通混乱、特に通勤手段として注目を集めておりまして、その利用、非常に進展が見込まれているというような状況にあります。通勤、通学、そして買い物、また近所へのちょっとした用事とか、そんなんで本当に重宝がられているところでありますけれども、本年4月に国交省、あるいは警察庁から、安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言、これが出されました。こういうことに関連して、警察庁から昨年10月、通達が出されました。その中身は、歩道幅3メートル以上あるようなところは歩行者と自転車道と区分して設置をしていただきたい。また、車道というんか、車の通行量が車道で多かったりする場合は、それを除き、車道のほうにも自転車道をつくりなさいと、交通量が多くなければね。3メートル以下でもそういう通達がなされておりまして、自治体に向けてのガイドラインをいろいろ策定中というんか、何かやっておられると私はこのように思っていますが、自転車の通行の環境に、自転車は環境に優しい、それだけと違って、自転車通行の環境の整備の手法としてどんな方法があるのかなということで、お聞かせいただけたらと思います。
 それから、最近、自転車にまつわる交通事故が非常に多いと。事故全体に占める割合がもうだんだん増加傾向にあるのではないかと。自転車でも道路交通法の法令違反というような違反が認められて、高額な賠償金を払わされたというようなケースもいろいろ聞いております。自転車8,700万台、日本の人口が1億2,000万ですから、もうほとんど自転車を保有されているご家庭、そういうような状況の中で、事故が本市でもいろいろ起こっています。3年間の事故の件数、そのうち自転車に関係する事故の件数や死者数について把握しておられたら、お聞かせください。
 それと、2つ目のJR仮称総持寺の新駅ですけれども、お伺いしたいと思います。
 この新駅、30年春に開業、このようにお聞きをしております。安威川の東部地域にこういう交通結節点ができるということで、本当に期待しているんですが、東芝の大阪工場の跡地のスマートコミュニティ、これらの関連も相まって、活力の増進につながる、魅力あるまちづくりが進められること、本当に期待をいたしているところでございます。昨年7月に、JR西日本、本市、それからディベロッパーの間で基本協定書が締結され、本年4月には、本市とJR西日本で工事協定も締結されたと記憶しているんですが、全体工事費の負担割合、今年度の負担額、どのようになっているか、お聞かせいただきたい。
 それと、現在の交渉、進捗状況、新たな展開がされているんでしたら、あわせてお聞かせをいただきたい、このように思います。
 とりあえずお願いいたします。
○岸田建設部副理事 まず、1問目の自転車通行関係の整備についてでございます。
 現在、大きく3つの手法があります。1つ目は、縁石や柵等の工作物により車道と歩道を完全に区切る自転車道、2つ目が、車道部左端を線で区切ってカラー舗装をするなどして設ける自転車レーンの設置、3つ目といたしまして、幅員の広い歩道に設置する自転車・歩行者道、あるいは自転車通行可の規制をされた歩道において自転車走行位置を明示する方法があります。いずれにいたしましても、警察や関係機関との協議が必要ということでございます。
 次に、交通事故の発生状況でございます。茨木市内におきまして、平成22年は、発生件数1,658件で死者数3人、そのうち自転車に関連する事故件数は560件で死者数は1人であります。平成23年につきましては、発生件数1,645件で死者数4人、そのうち自転車に関連する事故件数は550件で死者数1人でございます。平成24年ですが、7月現在で、発生件数897件で死者数4人、そのうち自転車に関連する事故件数は338件で死者数1人となっております。
○田邊都市政策課長 続きまして、(仮称)JR総持寺駅につきまして、お答えをさせていただきます。
 全体の工事費の割合と今年度の負担額についてということですけれども、駅施設の概算工事費を56億円としております。このうちJR西日本が50%、本市が50%を負担するということになっております。また、線路の下に南北を結びます自由通路につきましては、概算工事費を4億円としておりまして、これにつきましては、全額本市が負担するということになっております。これらの本市の負担分につきましては、できる限り国庫補助金の導入を図るというふうに考えております。
 ただ、その工事費につきましては概算でありまして、今後設計が進んでいく段階で、もう少し精査した数字になっていくのかなというふうに考えております。
 また、今年度につきましては、全体事業費が8,000万円、本市とJR西日本の負担額がそれぞれ4,000万円というふうになっております。本市の負担額4,000万円のうち、半分に当たります2,000万円が国費ということになっています。
 ちなみに、ディベロッパーにつきましては、駅南側に整備する駅前広場、また駅へのアクセス道路となります庄中央線から駅前広場における用地の提供、並びにこれらの整備費、また駅前広場に設置する駐輪場の整備費というのを負担することになっておりまして、駅の開業にあわせて、それぞれ整備をしていくというふうになっております。
 また、現在の進捗状況につきましては、JR西日本におきまして詳細設計をしておりまして、今後、埋蔵文化財の試掘調査を行いながら、平成25年1月ごろより本体工事に着手するというふうに聞いております。
○中内委員 いろいろ詳しく報告をいただきました。
 それでは、2問目のほうに移りたいと思いますが、自転車関連のほうでありますが、先ほど事故件数をお示しというんか、ご報告をいただきました。本当に自転車の事故の割合、関連しているのが、もう本当に3割以上というんか、3割近くというんか、占めています。今の報告では、毎年お亡くなりになっているというんか、そんな状況であるというご報告でありまして、そういう結果となっているということでございまして、道路交通法上では軽車両ということに位置づけられていまして、車道を走れというのが原則となっておるんでございますけれども、現実的には、やっぱり車が車道、特に車道は本当に多いので、なかなか勇気を持って車道を走れません。したがって、もう歩道のほうへ歩道のほうへと追いやられているというんかな、自転車が。歩行者はもちろん当然であるとして、歩道のほうへ歩道のほうへと追いやられているというような状況でありまして、先ほど3つというんか、いろいろな整備手法、お示しいただきました。そんな中で、その3つの手法をおっしゃっていただきましたけれども、通行帯が区分されているところ、今現在、整備されているところ、どれだけあるんかなと。掌握されているところ、ご報告いただけたらなと、このように思います。
 今後は、都市計画道路など新しい道路、いろいろ計画をしていただいたりもして、進捗も少しずつしておるんですけれども、自転車道を整備する箇所、そして既設道路において幅員構成を変更するなどして自転車通行帯が確保できる箇所等があんまりないと思うんですけれども、あればお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、JR総持寺駅周辺整備、これについてであります。いろいろ予算の面とか持ち出しの分とか計画の関係、それぞれの整備についての持ち出しとか、いろいろご報告をいただきました。その中で、北側の整備についてお聞きしたいんですが、現在、阪急総持寺駅から国道171号、それを経て名神高速道路まで、北側では、都市計画道路総持寺太田線、これが決定されていまして、もうほとんど進んでおるところがありまして、ありがたいなとは思っておるんですが、阪急総持寺駅から171までの整備ができていない状況があります。旧のフジテックの前から、ずっと阪急総持寺駅まで、それと、JRのガードについて、高さも今のところ、全然さわれていない。低いので大型車がぶつかっているというような事故が多々発生しているんですが、こんな中で、マンションに火災が起こったときに、西側の分署からいうたら、なかなかあそこは通れないというような状況になって、不安な状況であります。その新駅の新設に伴いまして、改善が必要であると考えておりますので、その件について、どのように整備を予定されているのか、お聞きをします。聞くところによると、何か掘っていく、掘っていくというんか、アンダーパス、もうちょっと深く掘っていくというようなことをお聞きをしているんですが、整備の予定をお聞きしたいと思います。
 次に、駅の南側には駅前広場、今おっしゃられましたけど、バスやタクシー乗り場を本市で整備していくというようなことでありますけれども、新駅においても、北側がやっぱり乗降口のメーンというのか、利用客が多いと。南より北側が多いと予想というのか想定されます。特に、車を利用する人にとっては、茨木亀岡線から田中町西河原線を通れば、渋滞もなく非常に便利でありますけれども、北側には駅前広場、計画はないようですし、車利用者にとっては決して便利のよいものではないと、北側に関しては。確かに線路沿いには三島中学がありますね。あいている土地がないのは認識しているんですけれども、何か対策を考えておられるのでしたら、お示しをいただけたらなというふうに思います。
 以上です。
○岸田建設部副理事 市内における歩道と自転車通行帯の分離が明示されている箇所ということでございます。市道では、阪急南茨木駅平田線の阪急京都線沿いの区間の歩道であります。また、府道ではございますが、鮎川地区を南北に通っている富田目垣線の歩道という2か所があります。また、今後の新設道路における自転車道の整備につきましては、立命館大学の周回道路となる都市計画道路茨木松ケ本線南側から、府道大阪中央環状線までのJR軌道敷沿いの区画道路と、大学敷地の北側の西中条奈良線から区画道路までの茨木松ケ本線沿いに幅員3メートルの自転車道を整備する予定でございます。
 また、(仮称)JR総持寺駅設置に伴い、今年度から実施する市道庄中央線整備事業におきましても、自転車道の整備について、その必要性や費用対効果等を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。
 また、既設道路における自転車道の整備ということでございますけれども、一定の整備が完了している道路において、用地買収がさらに必要となる場合は困難であると考えておりますけれども、現道幅員を維持した上での自転車道等の設置につきましては、例えば都市計画道路の茨木鮎川線、山麓線などについては、路肩や植樹帯等での活用や幅員構成の変更により整備できないか、検討してまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、市といたしましては警察の動向や国が策定を予定している自転車の走行空間の整備に関するガイドラインに注意しながら、取り組んでまいりたいと考えております。
○田邊都市政策課長 (仮称)JR総持寺駅周辺の整備の件でございます。
 委員ご指摘のように、JRのガードについては高さも低くて、たびたび事故が起きているということなんですけれども、今回、この設置に伴いまして、府道の総持寺停車場線に係るガードをかけかえする必要がございます。この府道につきましては、委員ご指摘のように、都市計画道路の総持寺太田線として都市計画決定をされておりますので、このガードのかけかえに当たりましては、計画幅員にあわせました幅員16メートルに広げて拡幅の整備をする予定でございます。
 また、ガードのかけかえにおきましては最新式の厚みの薄いけたを採用することにより、現在のけた下3メートルを3.8メートルにする予定としておりますので、そういったことによりまして、バスなり緊急車両などの大型車両の通行が可能になるというふうに考えております。
 また、駅の北側の件でございますけれども、駅利用者の利便性の向上を図るため、現在、線路に沿いまして、両側に歩行者専用道路の整備を計画をしております。ただ、市といたしましては、委員ご指摘のように、北側地域からのアクセスをより向上させる必要があるというふうには認識をしております。そういった中で、三島中学校などの周辺施設の状況もかんがみながら、可能な限りの整備方針を検討してまいりたいというふうに考えております。
○木本市長 一方通行というか、自転車専用道路の件です。私のマニフェストに、実は駅前通りの阪急へ続く道、一方通行ということで入っていまして、それには、そうすると、自転車専用道路も当然可能になってまいりますし、一方で、JRから阪急のほうへ移行すると。そうすると、ちょっと考えられるのは、今の阪急の駐車場をちょっと整備したら、あそこでターンして南道路、今度は逆に阪急からJRのほうへ行くと、そんなこともマニフェストには一応、入っているんです。
 それでちょっと聞きますと、府の土木事務所のほうも協力は惜しまないというようなこと、松本府議会議員から聞いておりまして、あとは警察といろんな協議をしながら、ぜひそれは実現、それと、やっぱり住民の意識調査を含めまして、ぜひ、一方通行化が自転車専用道路をつくる大前提かなと、あるいは電柱の移設をせんとなかなか移設なり、あるいは地中化なりをせんと、ちょっと難しい面があるかなというふうに考えております。ぜひ、またご理解いただきたいと思います。
 もう1点のJRの新駅、総持寺駅の北側の駅広の件では、ご承知のように三島中学校がございまして、いろいろ三島中学校のところへ広く取り組みたいなというので検証いたしました。どうもやっぱり中学校を削るというのは非常に難しい。教育委員会とも協議しましたが、難しいということで、あとはこういう方法があるのかなと。例えば、これはまだもちろんいろんな協議が必要なんですが、三島中学校を西河原公園、あそこへ、まあ公園ですから、いろんな法的な制約があるのはもう百も承知なんですが、例えば、そういうことを全部抜きで考えますと、西河原公園のところに中学校を併設して、あそこへ駅広をつくってもらう。あそこ全部とは言いません。あれ7,000坪ほどあるんですが、そういうことも検証していかないかんのかなというのを含めて、北側というのは、委員おっしゃいましたように、恐らく南側よりも利用頻度は、大塚部長にまた一遍、調べてって頼んで、まだ結果は出ていないんですが、イメージとしては大体、北側のほうがいろんな意味で多いのかなというのは、もう容易に推察できますので、やっぱりちょっと考えていきたいなと思います。
○中内委員 市長まで両方の質問にお答えをいただき、ありがとうございます。
 最後ということで、要望等々にさせていただきたいと思うんでありますが、自転車道、この駅前通りと鮎川線、ちょうど輪のように阪急とJRでなっていますので、そのあたり、いろいろな警察、土木、いろいろ協議をしていただかなければならないし、予算の面もやっぱり自転車専用の道路をつくるとなると、いろいろ予算の面も国費を使ってもらいながらやっていただけたらなと、このように思います。
 先ほど、既設道路の改良の問題、また、これから建設されます立命館の周辺の道路等々、歩車分離というような実現が可能なようでございまして、ぜひともお願いしたいと。また、ガイドラインに沿ってやっていっていただけたらなと、このように思うんですが、何といっても自転車乗りでは、私らもみんな乗りますけれども、このぐらいやったらちょっと大丈夫と違うかな、そやけど、車にはねられたら痛い目に遭うからというて、やっぱり防衛力も働くんですけれども、なかなか通勤、通学とか、急いではる人はもう無鉄砲というのか、マナーの悪い人がやっぱり多いですよ。車を我々も運転しますけれども、ひやっとするような場面に遭遇しますので、これから啓発活動、進めていただきながら、マナーの面についても引き続き、向上に取り組んでいっていただけたらなと思います。
 自転車が安全通行できる空間づくり、これまで、あんまり考えてこられなかった。車の波に押し流されてというのか、歩道のほうへ、歩道のほうへ自転車が追い出されていった。まあ、こういった状況の中で、やっぱりすみ分けができるようなまちづくり、お願いできたらなと要望しておきます。
 それから、JRの新駅の関係で、本当に北側のほうが、私は、これ面積も北のほうは開発がやっぱり進んでいくのに、将来は進んでいくんと違うかなと。もう南のほうは熟成していますから、どちらかといえば、阪急茨木、そしてJR、まちが割かし熟成していますので、新たな開発といって、なかなか大きな開発が見込めない。そういうことからしたら、やっぱり北側に、これから何か中学校周辺が騒がしくなってくるんと違うかなと思って、勉強に差しさわるようなことになっても困るんで、これは西河原公園と検証もしてもらいながら、難しい、やっぱり文科省との関係もあったり、いろいろあると思いますが、何も中学校を追いやるというようなことではないにしろ、検証して、どういう北側のまちづくりがええんか、南側は今、もうご報告いただいたとおりですので理解しますけれども、北側のほう、ぜひともまた検証しながら、まちづくりに、駅舎周辺づくりに取り組んでいただけたらなと思います。
 以上で終わります。