会議名:平成24年第5回定例会(第3日 9月26日)
議会基本条例制定について一部修正案討論

○21番(中内議員) 私は、修正案に賛成、原案には、もう少し議論を尽くしてほしかったという立場で討論をさせていただきます。
 先ほど来、一生懸命尽くしてきたと。私どもも一緒です。
 それでは、議員各位のご賛同を賜りますよう、お願いしておきます。
 議会改革、活性化を目指し、議会基本条例制定に向けて、また、議会の広報のあり方を検討すべく、平成22年10月27日から、現議員の任期の間に完成させようと、全会一致で議会改革・活性化検討委員会をスタートさせまして、やってまいりました。
 さて、先ほどからいろいろ議論のあるところでありますが、意見の一致に至らなかった部分は、本条例の根幹にかかわることというようなことで、重要な論点でありまして、先ほどから出てます2つであると考えております。その1つは、市民の定義についてであります。
 まず、市民説明会やパブリックコメントにおいて、意見として、1つに、条例内の市民を有権者とすべし、そして、2つに、茨木市民とは、選挙権を持った茨木市の住民と定義すること。
(「そんなことはできない」と呼ぶ者あり)
 3つに、前段の終わりに、茨木市民の代表機関とあるが、住民の代表機関というべき、4つに、市民の定義は何か、少なくとも住民とすべき、5つに、市民参加とあるが、市民の定義もはっきりせず、どこの、だれの、どんな資格の人の意見を聞こうとするのかというようなご意見がございました。
 この市民の定義については、本委員会設置後に、暗黙の了解として、議論がまとまりにくいことから。
(「意見よう言わんのか」と呼ぶ者あり)
 また、市民に対して義務を課すことがないことから、これまでは規定しなかったわけでありますが、改めて市民の皆さんからのご指摘をいただくことによりまして、再検討すべきこととなり、会派内で議論を深めました。
 その結果、議会という意思決定機関に対してルールを定めるに当たり、市民が意思決定過程にかかわる可能性があるという懸念があるため、どのような方々を対象とするかを明確に規定しておく必要があるとの結論に至りました。
 それは、原案条例、先ほどもありましたけれども、第2条第1項第2号に、市民の意見を的確に把握するため、市民参加の機会の拡充に努めることとあり、議会活動に参加する権利を与えるおそれがあるとともに、参政権的側面が強いことから、市民の定義をしっかりすべきであると結論づけることとなりました。よって、ここに言う市民とは、日本国籍を有し、茨木市に住民登録を有する者であるとしました。
(「いつでも、それ持って歩かないかんやんか」と呼ぶ者あり)
(「議長、静かにさせてください」と呼ぶ者あり)
 静かにしてください。
 この議会基本条例は、住民でもない市外の人間や外国人なども参加を可能とするため、市内以外の団体などに議会を左右されるおそれがある危険部分が包含されておる。つまり、議会に口出しをすることができる制度であると考えます。
(「自分らが口出しされとんねん」と呼ぶ者あり)
 そこから考えられることは、間接民主主義を揺るがし、否定することにつながってくる。
 そういった危険があることであります。直接民主主義は、議員はだれでもよい、そのようなことにつながってくる。また、二元代表制においても同じことが、議員として、立場として出てくるんではないかと、このように危惧しております。
 先ほどからのいろいろな山本議員の討論とか含めまして、もう私は言わんとこうと思ってた。しかし、まあ言わせてもうてますんで。
 それと、あえて言うなら、市民、市民っておっしゃってますけど、私どもも言ってますけれども、大体、市民の定義の中で、あべこべに聞きたいぐらいです。これは討論ですんで、お聞きをいただきたいと思いますけれども、これも言わんとこうと思ってました。だれでも市民なのか、あべこべにお聞きしたい。だれでもが市民になれるんか、だれでもよいのか、だれなのか、どんな市民があるんか、お聞きしておきたいなというぐらいでございます。
 いろいろ言っておっても始まりませんので。これは予定になかったです。予定になかったですけれども、あえて申しあげました。
 それで、本論に入りますけれども、市民という、大きな概念で、文言の意味は幅広いと理解しております。市内にお住みの、もちろん外国人、本市へ通勤、通学の人、また、本市で会社や団体やいろいろ経営されてる方、いろいろな活動をされてる団体の方々、茨木市にこういう方はご縁がございます。たくさんおられます。これらの方々は、市民サービスを受ける権利は当然ございます。今回、我々が主張していることは、原案の議会基本条例が意思決定にかかわる制度的設計であるので、市民の定義をしなければならないと主張しておるところでございます。どうかご理解を賜りますようにお願いをいたします。
(「あんたが提案したんや」と呼ぶ者あり)
 もう1点、最高規範性の件でございます。
 市民説明・意見交換会やパブリックコメントなどにおけるご意見として、1つに、この条例は議会における最高規範とある。他の最高規範もあるのかと。なぜ最高規範が幾つも要るのか。最高規範は日本国憲法だけのはずであり、あえて言うなら、基本規範と言うべきである。2つに、最高規範は日本国憲法であり。
(「法規。規範じゃない」と呼ぶ者あり)
 法律に上下はないということもありました。
 日本国内では日本国憲法が最高法規です。本条例は、日本国憲法は地方自治法などの法律よりも優先されるものではありませんことから、第19条は削除いたします。
 条例検討部会内においては、他にある議会に関する条例を一くくりにする条例であるとの議論がなされ、最高規範性としたわけでありますが、市民からのご指摘をいただいたことにより、市民にわかりやすく改めるべきとの主張であります。すなわち、日本国内では憲法が最高法規であることは明らかであり、市民に誤解を与えるような最高規範性という表現は使用するべきものでないので、19条は削除する結論といたしました。
 このように、私たちは市民からの意見を真摯に受けとめ、市民側に立って。
(「誤解を与えるのは自民党や」と呼ぶ者あり)
 ちょっと静かにしたら。
○中村議長 静かに願います。
○21番(中内議員) 市民側に立って、よりわかりやすく、丁寧に対応していくべきとの考えでございます。であることから、意思決定過程に反映する方々の定義については、慎重かつ丁寧に議論を尽くさなければならないという思いであります。
 その他の条例案並びに議会の広報のあり方については賛成であるがゆえに、もう少し議論を深めたかったということで、本当に残念に思っております。何とぞ議員各位のご賛同をよろしくお願いを申しあげます。
 どうもありがとうございます。(拍手)