会議名:平成25年建設常任委員会( 3月19日)

○中内委員 私は、市街化調整区域における広域幹線道路沿いの土地利用について、主に目垣、野々宮、玉島地区でありますが、見直しについて、施政方針ではそのようになっておりました。
 私は、農業振興に向け、一団のいるような農地を保全していくことが一義的に求められている地域のことでもあることから、お伺いをしてまいります。
 まず、1点目ですが、どのような背景から見直しが出てきたんであろうか、まず、お伺いをいたします。
○木本市長 どのような背景というのは、これは私の主導でやらせていただこうということで、実は、震災のあと、いろんないわゆる流通、倉庫、そういった需要がいろいろ茨木のほうで、やりたいというようなことで、非常に幹線道路沿いの先ほど言いましたところには、調査をして、農業をされる方は農業をそのままされて、もし流通のそういう倉庫とか企業がいる場合は、来ていただくというようなことで、それはひいては雇用につながるということで、今、調査の最中でございまして、やっぱり一番大事なのは、住民の皆様方の意向が、例えばもう、これから農業をやっていくんやという声が大きければ、これは縮小をせざるを得ませんし、もしそれやったらということで、鋭意調査を進めているところでございます。
○中内委員 その背景、十二分に理解をさせていただいたんですが、実は、平成27年度に第5次総合計画、またそれに先立ちまして、都市計画マスタープラン、これらを改定したり、策定したりするような作業が本市ではありまして、我々、農業者にとりましても、荒廃地、あるいは高齢化、担い手不足とか、そういったことが重なってきて、都市計画のほうでも無秩序なまちづくり、あるいは乱開発等々が進んでは困ると。このように考えてのことかなと思っているところでありますけれども、幹線道路が走っているから、あるいはそこにあるから、あるいは需要が熟成してきたんではないかなというようなことだけでは、ちょっと困るんですが、そこで、土地開発への圧力というか、これが高まってきたというようなことを聞くんですが、どこからのどのような圧力というの、しいて言えば、地権者側とかあるいは地元の関係団体とか、あるいは土地改良区、あるいは開発業者、希望者が殺到しているとか、取得したいとか。いろいろなその辺のどこから出てきたのかなというような、ちょっとお聞きしておきたい。
○木本市長 どこから出てきたかと。それこそ地権者の声もございましたり、あるいはそういう、最終的に利用される方からの声もございます。そういうことでございますので、例えば、その業者がそんなことで、私に対してやってほしいという圧力等は全くございません。
 それと、乱開発というのは、これはもう避けたいと思います。ですから、ちゃんとした区画整理を行って、ちゃんと農業をやられる方は、例えば農業をやる生産緑地、あるいは、片方は区画整理で倉庫業をするとか、そういった形を考えておりますので、乱開発等は避けるということは、もう大命題でございます。
 よろしくお願いいたします。
○中内委員 趣旨は十分理解をいたしているんですが、先ほども申しあげたように、幹線道路が走っている。あるいは整備された。だから、見直しが、これからの10年を見越してということであろうかと思いますけれども、10年先の土地利用も目指して、いろいろ考えられているんではなかろうかなというようなことが伺えるんですが、農業者にしても、いろいろ希望をされていても、やはり集落営農とかいって、自分たちのエリアの農地はやっぱり自分たちで守っていくと。転勤とか、あるいは急に病気になられたとか、いろんな状況になれば、優良な農地はみんなが助けて、しばらくの間でもやっていくというような方法も我々は考えて、取り組んでいるんですけれども、そこを今、申しあげた3地区は大体、農業振興地域の中で、なおかつ農用地の指定をされている、そういう二重の網が農業者にかぶさっているというような地域でありまして、市として、そういうことも含めて、どう取りまとめていかれるのか。農地として集約していくというのも1つの方法であろうかと思いますけれども、その辺は、どのように取りまとめようとされているのか、ちょっとお聞きしたいと。
 地元の地権者の意見はもちろんですけれども、農業委員会、そしてJA傘下の実行組合、そして今のところの3地区は、特に神安土地改良区のいろいろなサービスを受けたり、あるいは、いろいろ守ってきた農地というような意味合いから、その辺からの考え方もあわせてお伺いしたいなと思います。
○木本市長 先ほど中内委員が言われれたように、ハードルは決して低くないということもよく承知しておりまして、その中でやることでございまして、まず、地権者の意見を聞いて、その後、農業委員会あるいは農協、あるいは神安、そういった団体のご意見も十分に聞いていって、拙速にならないように、ですから、そういうことによって、例えば私の中では、そういうところに住宅を持ってくるとか、そういうことは全然考えていないんで、やはり準工にぐらいにしまして、できることなら、流通関係、倉庫、そういったものの誘致ができたらいいかなと。
 例えば、彩都の中部地区で、万代百貨店、それとプロロジスという、そういう流通関係の企業が2社、20ヘクタールほど、やっぱり茨木の交通の利便性を考えて、既に来ていただくことが決定いたしましたので、私は、もっとやっぱり中部地区でさえも、171号沿い、あるいは府道沿いにいたしましても、流通関係の需要は十分あると。しかしながら、規則的ないわゆる乱開発ということはできるだけ避けたい。それには、農協のご意見、あるいは農業委員会、神安、先ほど申しましたけれども、そういった皆さんのご意見を聞きながら、やっていきたいというふうに考えております。
○中内委員 もちろん農業者においては、行政の力もかりながら、あるいは、そういった農業者、各団体の支援とか援助とかいただきながら、優良な農地をずっと確保してきたと、保全してきたと。こういう場所なんでありまして、私は、当然そういった各団体の意見を十分にもちろん聞いていただかなければならないと思いますし、当然、期待をしているわけなんでありますが、私は、農業者として、地元からのやはり熟成というか、経済情勢もしかり、それぞれのご家庭の経済状況もあるやろうし、いろいろな面で錯綜して、この農地をどないしようかなという最終的な決断を地域のみんなと、こうやっていったほうがいいなというのが、方向性としては、一番私はいいのではないかなと。このように、どちらかと言えば、自立した農業を育てるという観点のエリアであろうかと思いますし、本市での自給率、安心、安全な作物を提供する。一番いいと言えば、本当に、一団の整った土地であるということ。農空間の果たす役割、これもしっかりと考えていただいているとは思うけども、しっかりと農家の意向、地域の意向も十分にしんしゃくというのか、ご理解をいただいて、慎重にやっていっていただけたらなとは思うんでありますけれども。
 この第5次総合計画ですか、これに、やっぱり都市計画マスタープランにうまく乗っていけるように、そして10年先、あるいはその先を見越して、開発が熟成していくと。我々にとっては、そういう心配をしていまして、行政としても、やっぱりどういう方向に、市長主導というのか、いろいろな意見とおっしゃっていますけども、いろいろな方策も対策もいろいろ開発もあろうかと思いますけれども、その辺の方向性は、それは最終的には、地権者の話になってくると思うんですが、その辺、ちょっとお聞かせ願います。
○木本市長 茨木市の農業は、大都市周辺の農業でございまして、非常にそういう意味では、地産地消も大事でありますし、ほかの例えば、新潟県とか秋田県とか、そういったところとは事情が違うのはよくわかっています。
 ですから、大都市周辺の農業はどうあるべきかという観点から、そういう農業を中心に推進できたらいいかなと。そして、地産地消も進めていくことはもとより、いわゆる農業者に対するいろんな支援を行いながら、いわゆる収益、反当たりの収益ももっと伸びるように、大都市はそういう可能性のポテンシャルのある農業もたくさんあると思うんですね。そういうことについて、私は補助もしてまいるべきであるというふうに思っております。
 一方では、先ほど言いましたことも、うまくバランスをとりながら、やらせていただきたいと思います。拙速には、やっぱり地権者の意向が大事でございまして、中内委員がご心配されていることは、よくわかりますので、ぜひまたこれから、農業委員でいらっしゃいますので、議会選出じゃないほうの農業委員さんやし、いろいろご意見をこれから賜りたいというふうに思っております。
○中内委員 ご丁寧なご答弁、ありがとうございます。
 いずれにしましても、農地として保全するのが最終的にいいのか、あるいは、やはり地権者の意見は土地を有効利用していったらいいんじゃないかなとか、あるいは、農地として集約する部分をつくって、それが大部分になるか、半分になるか、3分の1になるかどうかはわかりませんけれども、いずれにしても、住民や関係機関との十分なヒアリングというのか、協議、また調整を進めていただいて、立派な土地利用のマスタープラン、そして総合計画になったらいいのになと、このように思います。
 どうか、ひとつ十分に協議を、拙速じゃなくて、そのようにしていただきたいと、このようにお願いしておきます。
 私の主な質疑は、これがメインでありまして、あとは受け答えだけの10分ほどいただいて、6点ほど一方的に申しあげます。山麓線の話でございまして、どんどん山麓線、5工区、4工区、目に見えて進捗しているというような状況でありますが、我が安威の地区には、山手台の一丁目からおりてくる墓道、急な坂道があるんですけれども、そこが六叉路に、お墓まわりの市道もあったりして、六叉路になっている。これの整備について、いずれ出てくる。そんな2年や3年ではないんですけれども、いずれ出てくると。どのような整備を考えておられるか、お伺いしておきます。
 それから、2点目、是推橋の耐震工事、これ、有難いなとは思っているんですが、大体、耐震工事は歩道、自転車道も併設したり、いろいろ本市でやっていただいていますけれども、並行してやっていただいているような経過もあったりして、今後、急には無理だと思いますけれども、この歩道、自転車道、どのように考えていただいているのか、お伺いしておきます。
 それから、3つ目に、茨木亀岡線、付け替え道路、ダムの付け替え道路でありますけれども、阪急バスの安威南口バス停前、大阪府の収用法にかかった、結審後の後始末はどうなっているのか、わかる範囲でちょっとお伺いをしておきます。
 それから、これはいつも話題になるんですが、どんな話になっても、西河原西の171号のオーバーパス、地下鉄が来るのかと。知らん人やったら地下鉄が来るのかというような大きな、真ん中にあるんですけれども、そういったオーバーパス、ちょうど彩都の友紘会の前のオーバーパスができ上がって、いよいよ西河原西やなというようなことをよく聞きます。これも何人もの議員さんから質問というのがあったとは思うんですが、その後、どんな状況になっているのかということと、5点目に、畑田太中線の若草町のT字交差点は、ちょっとなかなかしんどいようなことをずっと聞いています。しかし、言わざるを得んということは、大正川の橋梁、畑田太中線、いずれ新設されるんですけれども、今のところ、まとまった動きが全然ないので、今回も25年度の予算がないというような状況でありますので、とまっているのかなというような、どうなっているのかということで、お伺いさせてもらいます。
 それから、6点目の市民会館跡地、市長、市民会館跡地の構想、これもなかなか今の話、市民会館が立ち退いてからの話ですけれども、何か構想が、私は、いろいろ公共公益施設なんか、集約ができたら、まとまった土地であるので、水道部も含めた機能的に利用する施設、合同施設というのか、そういうのができたらなと。これは、もう自分が勝手に夢みたいに思っているわけなんでございますが、その辺について、さらっと答弁いただけたらなと思います。
○木本市長 一番最後の市民会館の跡地、いろいろ売るとか、何にするかとか、いろいろあるんですが、私は売却することは考えておりませんで、ぜひ、その後は、集約するということも言われましたけれども、それも含めて、早急に議員の皆様方のご意見も賜りながら、どういったものを持ってくるか、これからの検討課題でございます。
○岸田建設部副理事 6点について、順次、お答えさせていただきます。
 まず、1点目の山麓線、安威地区内の共同墓地前の道路形状でございます。
 現在、予備設計の段階ではありますが、墓地の進入路は、山麓線北側の市道安威102号線に接続し、追手門大学から北上する里道につきましては、当該交差点より西30メートル付近で山麓線に接続させる計画となっております。そのことから、六叉路ではなく、四叉路での交差点形状となります。また、今後につきましては、詳細設計とあわせて、横断歩道の設置や一時停止等の規制について、警察と協議してまいりたいと考えております。
 2点目の是推橋の耐震化とともに、歩道と自転車道の新設についてということでありますけれども、まず、是推橋に歩道を新設するためには、費用対効果等を考慮いたしますと、橋の東側区間においても歩道整備を行う必要があります。そのためには、地権者の用地協力ですとか、高槻市域においても連続して歩道を整備していただく必要があります。
 また、自転車道につきましても、この区間だけではなく、ネットワークを構築する必要があるため、歩道、自転車道の新設については、現在のところ計画はいたしておりませんけれども、その必要性も含めて検証してまいりたいと考えております。
 次に、3点目の府道茨木亀岡線の収用箇所の状況ということでございます。
 府道茨木亀岡線拡幅事業のうち、委員ご指摘の安威地区における未整備部分につきましては、大阪府によりますと、平成23年2月に収用裁決の申請を行い、4月に手続が開始され、平成24年2月に審理が開始されたということです。
 その後、4回の審理を行って、6月27日に結審して、裁決書の作成にうつり、平成25年1月24日に裁決書が交付されるとともに、補償金の支払い手続に入ったと聞いております。そのため、2月24日に支障物件の撤去が完了したとのことですので、まもなく明け渡されるものと思います。
 今後の予定につきましては、平成25年度上半期に文化財調査を行いまして、その後、地下埋設物の施工を終えた後、下半期に道路整備工事を実施して、年度末には供用できるものと聞いております。
 次に、4点目の府道茨木亀岡線の西河原西交差点の立体化ということでございます。
 大阪府に問い合わせたところ、平成17年の道路交通センサスにより検討した結果、国道171号が慢性的に渋滞している現状では、府道茨木寝屋川線における府道八尾茨木線から茨木鮎川線までの未整備区間とあわせた整備が必要であり、増大な費用がかかることから、困難な状況であるということです。
 今後は、府の財政状況や周辺の交通状況の変化、新名神や十三高槻線などの交通ネットワークの整備状況などを総合的に勘案して、整備を検討していくとの回答を得ております。
 しかしながら、市といたしましては、これらの整備は市域の交通ネットワークを形成する上で重要であると考えておりますことから、継続して大阪府へ要望してまいりたいと考えております。
 次に、畑田太中線の4工区の進捗状況でございます。
 まず、大正川より西側にかかる橋の部分でありますけれども、大正川より西側における用地確定作業は、ほぼ完了しております。また、以前より懸案事項である天王幼稚園前の変則五叉路部分の交差点についてでありますけれども、現在の現状での3現示の信号制御か、また四叉路に形状変更を行い、2現示の信号制御とするかについて、茨木警察と調整しておりまして、今後は、府警本部と協議を進めていく予定でございます。
 次に、大正川にかかる橋梁の架設位置については、接続位置が小学校の正門前に来ることから、安全確保について、現在、学校、教育委員会と協議しているところであります。
 今後は、引き続き関係機関と協議調整を行うとともに、右岸側の丑寅方面から用地確保を進め、橋梁の築造のための進入路を兼ねた道路整備に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、畑田太中線と中央環状線との交差部分の進捗状況でありますけれども、現在も4工区とあわせて警察と協議を行っておりますけれども、警察の見解としては、以前と同じく、美沢小橋交差点から奈良交差点までの区間の中央環状線が、大阪府下でも特に渋滞する箇所であり、その中間に当たる当該交差点を平面交差させることは、さらなる交通混雑が予想されること、また、直近の交差点は、追突事故等の危険性が高いことなどから、この交差点の整備は、現段階における交通状況では困難であるとの見識です。
 今後につきましては、まず、予想される交通混雑の課題を解消するため、最低3現示の信号制御が必要となる原因である中央環状線の側道の取り扱いについて、警察や道路管理者である大阪府と協議調整してまいりたいと考えております。
○中内委員 それぞれ丁寧なご答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。
 山麓線の共同墓地の前、最終的には四叉路というようなことでございますが、いずれにしても、山手台一丁目から、北陵中学からの下り坂、本当に危ないんです。通勤、通学、あるいは徒歩、自転車、バイク、それはもう、朝は本当に上り下り、いろいろ錯綜しています。本当に危ないところなんで、今からいろいろ考えていただいても十分ではないのかなと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
 それから、是推橋、急に歩道、自転車道、お願いしても無理な話ですけれども、いずれ近いうちにお願いをしていきたいなと。また、完成するようにお願いしておきます。
 それから、茨木亀岡線、唯一付け替え道路で解決していなかったところですけれども、来年3月末、何とか供用開始というようなところでありますけれども、それにしても、あそこは用排水路、用水の関係で3本があるんです、横断する水路。それの整備が待たれているし、下水工事もあそこだけとめているんですよ。死亡事故も起こっているということで、なるべく早い進捗、要望をお願いしたいなと、このように思います。
 それから、171号線、なかなか府の予算もいろいろ限られているけれども、ダムがいよいよ動くという段階になってきておりますので、そして、新名神が28年度に前倒しで完成予定に向けて、NEXCO西日本、頑張ってくれてるので、そういったことも踏まえて、どんどん要望をして、事あるごとに要望していっていただけたらなと、このように思います。
 畑田太中線の関係は大正川、丑寅側といろいろご説明をいただきました。ちょっとずつ、机上ではあるか知りませんけれども、動いているというような状況でありました。丑寅側のほうから、土地開発公社で先行取得されて、向こう側からあがってくるというのか、整備をしていきたいなという話であります。引き続き、よろしくお願いしたいと思います。
 市民会館は、市長、先の話ですので、跡地の建設、これはいろいろ集約施設等も含めて、有効利用ができたら、それは売ったら怒られますわ。そういうことで、よろしくお願いしておきます。